2017年7月16日(日)、Estudiantina Komabaは日比谷公園小音楽堂で行われたコロンビア独立記念祭(Fiesta de Colombia)に出演いたしました。客層は幅広く、日本人はもちろん、在日コロンビア人の来場も多く見受けられました。またアレパなど南米料理の屋台や、コロンビアの雑貨を扱ったテントも出店しており、終始とても賑やかな雰囲気を見せていました。
 我々が出演したのはちょうど人が増え始めるお昼の時間帯です。まず日本人にもなじみの深い「モリエンド・カフェ(Moliendo Café)」から演奏がはじまり、観客を引き寄せました。更にコロンビアのアーティストのシマロンが来日した際に指導を受けた「キタペサーレス Quitapesales」、「スンバ・ケ・スンバ Zumba que Zumba」によるホローポの荒々しく奔放な(recioな)演奏により、会場を沸かせることができました。更に「カルナバル(Carnaval)」で盛り上がりを見せたのち、ラストの「アルマ・ジャネーラ(Alma Llanera)」で大きな拍手に包まれ、我々は舞台をあとにしました。
 私は「スンバ・ケ・スンバ」で歌手として舞台に上がりましたが、演者としてこのようなイベントでソロを歌うのははじめてだったのでとても緊張しました。またコロンビアとベネズエラの平原地方が共通の音楽文化を持つことは知っており、シマロンによるホローポ実技講習を通してそれを実感してはいましたが、私たちの音楽がコロンビアの人々に実際に歓迎されるのかわからず不安を抱いていたのも事実です。
 そのため、自分が演奏した直後に大きな拍手と歓声を頂いた時とても嬉しかったです。平原地方の音楽や精神・情熱はコロンビアにも共通するのだなと感じました。

カルナバルの熱い演奏の様子

会場が一体となったアルマ・ジャネーラの演奏

 

この場を借りて、我々を招待して下さった駐日コロンビア大使館の窪田有佳子様にお礼申し上げます。
また、このコロンビア祭の2週間前にシマロンの講習を受けた様子はこちらをご確認ください。

キャスト一覧
石橋純:スチル撮影
韓智仁:プロデューサー、音響、ベース、
増田耕平:歌手
鈴木亮:ロジ、クアトロ
平澤樹乃:会計、アルパ
立花:衣装、バンドーラ
小川雅樹:A&R、クアトロ、歌手
内川友里:イベント報告、歌手
永田裕也:音響補佐、マラカス、
山本卓登:クアトロ

(文:内川友里)

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