6月29日、ベネズエラ最高のクアトロ奏者であり弦楽器マルチプレイヤーであるチェオ・ウルタードが東大駒場キャンパスにやってきました。彼の来日は今回で5度目。全国を飛び回るツアーの多忙さの中、演奏と講演が一体となった素晴らしいレクチャーコンサートを届けてくれました。ここではそのレクチャーコンサートの様子と、当日本番前にEstudiantina Komabaにおこなったワークショップの様子を写真付きで紹介します。
まずはワークショップの様子から。
Gaita:Mi Nostalgia
指示を出すチェオ。
実演してみる。
レクチャーを受けEK全体で演奏。
ガイタの肝は迫力のコーラス隊!
ベースのリズムについて。
マラカスの師匠アブラムに再会。前回会ったのはベネズエラでした。
ガイタで使う太鼓フーロ。上に付けた木の棒を擦って低音のリズムを出します。
Calypso:Guayana es
新しいゼミ生も交えるとこの人数!
日本語訳の詞を歌います。
わかりづらいかもしれませんが、ホイッスルを吹いています。サンバなどでも使われるものです。
手前の太鼓2つはブンバック。カリプソの心臓部となる楽器です!
学生による演奏を受けて。
ブンバックの叩き方をレクチャー。
マエストロ達のクリニックで演奏がみるみる生命力を増していきます。
ありがとうございました!
開演。
Criollísima
EKによる前座演奏。五月祭でも演奏したCriollísima、編成を拡大しお届けしました。
いよいよレクチャーコンサート本番。
最初はクアトロの独奏から始まり、次第に奏者が増えていきます。
石橋純によるホローポのリズムのレクチャー。
客席みんなでブンチャッブチャ。
EKのマラカス奏者牧野翔のマラカスの師匠は誰でもない、このAbraham Hurtado。
今回のレクコンではチェオ、ロベルト、アブラムが弦楽器を自在に持ち替えそれぞれ名人芸を披露していました。
チェオの旧くからの相棒、ダビ。
バンドーラを弾くチェオ。
再びEstudiantina Komabaが登場。コンサートは終幕へ。
本番前にクリニックを受けたカリプソを演奏。ステージに人が溢れる!
終わりもバッチリ決まった!
場内からのアンコール。ララ州のホローポ・golpe larenseからEl Venao。
早口言葉の歌詞をみんなで歌います。
終演。ありがとうございました!
おまけ:終演後のパランダの様子
マエストロ達の演奏に乗せて踊る、踊る!
しかしなんと、主役はお酒と時差ぼけでダウン。。。