2018年11月29日(木)、ベネズエラで最も音楽的な州であるララ州を拠点として活動している「アンサンブル・ララ・ソモスEnsamble Lara Somos」を講師に迎え、東京芸術劇場のシンフォニースペースにてゴルペラレンセのワークショップを行いました。今回は「トクヨのゴルペGolpe tocuyano」を教えていただきました。
まず、EKがトクヨのゴルペの演奏を行い、先生方からフィードバックを受けました。続いてララソモスによるトクヨのゴルペの演奏を聴きました。EKの演奏よりもテンポが速く、まとまりのある音楽で、ララソモスの世界に引き込まれました。クアトロをはじめとしてコーラスやパーカスの演奏技術が高く、演奏中のコミュニケーションがしっかりとれていて参考になりました。その後はクアトロ・コーラス・パーカッションとパートごとに分かれてご指導をいただきました。僕はマラカスを教えていただいたのですが、トクヨのゴルペのマラカスは、歌手やクアトロの動きに合わせてリズムを変化させる、というのが印象的でした。他にも、タンボーラの奏法やミュートの仕方を教えていただいたり、コーラスの掛け声を教えていただいたりと充実した時間となりました。
パート練習の後はララソモスの皆さんとEKでトクヨのゴルペを演奏しました。ベネズエラの演奏家と一緒に演奏する貴重な体験でした。
今回のワークショップで教えていただいたトクヨのゴルペは、12月23日(日)にR’sアートコートで行われるEKの第3回定期演奏会でも演奏しますので興味のある方は是非お越しください。
《ワークショップに参加していただいたララソモスのメンバー(敬称略)》
Andres Eduardo Carabaño Parra
アンドレス・エドワルド・カラバニョ・パラ
(ドラム・パーカッション)
Anthony Javier Terán Cesar
アントニ・ハビエル・テラン・セサール
(クアトロ)
Edward Alexander Vicci Marcano
エドワルド・アレクサンダー・ヴィクシ・マルカノ
(ベース・バリトン)
Gabriel David Tirado Gomez
ガブリエル・ダビッド・ティラド・ゴメス
(打楽器)
José Daniel Coronado Hernandez
ホセ・ダニエル・コロナド・エルナンデス
(トランペット・テノール2)
Luis Enrique Molletones Melendez
ルイス・エンリケ・モジェトネス・メレンデス
(マラカス・打楽器)
Marcos Antonio Ramos Sosa
マルコス・アントニオ・ラモス・ソサ
(バンドーラ・マンドリン・テノール)
María Estefania Prieto Quero
マリア・エステファニア・プリエト・ケロ
(ピアノ)
Miguel David Soteldo Lopez
ミゲル・ダビッド・ソテルド・ロペス
(ベース・ギター)
Nelson Jesus García Martinez
ネルソン・ヘスス・ガルシア・マルティネス
(トランペット・テノール1)
Noel Eduardo Cabaña Dias
ノエル・エドワルド・カバニャ・ディエス
(打楽器・バリトン)
Armando Jesus García Lopez
アルマンド・ヘスス・ガルシア・ロペス
(撮影・機材サポート)
≪EKからの参加者≫
越後望実(プロデューサー)
高田あゆみ
韓智仁
鈴木亮
藤井健太朗
山本卓登
濱祐輝
姫野ソフィア聖佳
可児和希
菊地原宏太
佐土原周平
陳暁穎
長田隆斗
石橋純
(文:長田隆斗)