2017年10月15日に池袋のグロータス・カルチャースクールにて開催された、アストライアの会主催の「中南米フォルクローレ・シリーズ ベネズエラ」に出演しました。4曲の演奏とレクチャーを行ったのち、お茶会に参加し、幅広い年齢層の約10名の方々と近い距離で交流することができました。

Media luna andina アンデスの三日月

まずはじめに「Fiesta en elorza(エロルサの祭り)」を演奏し、Estudiantina Komaba(EK)の主宰教員である石橋純が、3拍子と2拍子が同時に進行するホローポのリズムやステップについてのレクチャーを行いました。時間の制約により、ステップを体得するまでの練習時間は取れませんでしたが、音楽と踊りが身近にあるラテンの雰囲気を感じてもらえていたら幸いです。続いて、同じくホローポの「Quirpa(キルパ)」、バルスの「Media luna andina(アンデスの三日月)」を披露しました。そして最後に演奏したのは、日本でよく知られている昭和歌謡の「コーヒー・ルンバ」の原曲である「Moliendo café」です。EK独自の、原詞に忠実な訳詞でデモ演奏をした後は、「昔アラブの偉いお坊さんが」から始まる「コーヒー・ルンバ」の歌詞で参加者の方々と一緒に歌いました。「コーヒー・ルンバ」は、歌のリズムが「Moliendo café」と少し異なります。今回は、クラベのリズムにはめる「Moliendo café」の歌い方をレクチャーし、そのリズムで歌いました。

ホローポのレクチャー

レクチャーと演奏の後のお茶会では、アストライアの会の松原和雄さんや参加者の方々と、イベントに参加したきっかけや今後のEKの活動などについてお話ししました。お客さんと直接交流することは普段のコンサートなどではあまりできないので、貴重な機会となりました。

最後になりますが、EKをお招きいただいたアストライアの会の松原和雄さん、会場を貸してくださったベレゾーフスカヤ・ナターリアさん、ありがとうございました。

キャスト一覧
内川友里:歌
岡根朝樹:クアトロ バンドーラ
韓智仁:ベース
永田裕也:クアトロ クラベ
山本卓登:ベース バイオリン クアトロ
高田あゆみ:マラカス ボンゴ カンパナ
石橋純:レクチャー講師 サルサマラカス

(文:高田あゆみ)

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