Estudiantina Komabaは、長野県駒ヶ根市より招聘を受け、第24回みなこいワールドフェスタに出演しました。10月29日(日)の午前と午後にベネズエラ音楽のワークショップ、そのワークショップの間の時間にステージ演奏を行いました。
みなこいワールドフェスタ ステージ演奏
当日はあいにくの雨天だったため、ステージ演奏は、近くの屋内会場で行われることになりました。しかしそんな雨の中でも、会場の満員近い40名ほどの方々に来場していただき、その中には午前中にワークショプに参加してくださった方もいました。
コンサートは日本でもよく知られる「コーヒールンバ(Moliendo café)」でスタートし、続いてベネズエラの国民音楽・ホローポから「エロルサの祭り(Fiesta en Elorza)」、「キルパ(Quirpa)」を演奏しました。最後の曲の「Guayana es (グアヤナ・エス)」では、会場のお客さんにパーカッションをお配りして、演奏に参加していただき、陽気なベネズエラのカーニバル音楽を会場のみなさんと一緒に楽しみました。
雨のため屋内会場での演奏となりましたが、お客さんとの距離が非常に近く、子どもから年配の方まで幅広い世代の方々とベネズエラ音楽を通じて素晴らしい時間を共有することができました。
(文:永田裕也)
みなこいワールドフェスタ ベネズエラ音楽ワークショップ
普段はステージ出演の多い私たちですが、今回のイベントではワークショップも行いました。雨天のため駅前ビル「アルパ」での開催となりましたが、地元の子供たちから大人まで100人前後の方が来てくださいました。
午前中はカーニバル音楽のカリプソが中心でした。カリプソはラジョやカンパナなど様々なパーカッションを使うので、初めての人でも挑戦しやすかったように思います。時が経つに連れブースには人だかりができ、大盛り上がりとなりました。
午後は国民音楽ホローポを中心に行いました。こちらはベネズエラ音楽らしさが溢れるジャンルで、長時間マラカスに挑戦していた子どもたちなど、魅力に取りつかれた人が見受けられました。
一般の方々にベネズエラ音楽を広めていくことの楽しさと可能性を感じた一日でした。これからもベネズエラ音楽の種まき活動を継続して行っていきたいと思います。
(文:山本卓登)
レクリエーション
駒ヶ根市に着いた28日は生憎の空模様でしたが、私たちは半日かけて駒ヶ根市の観光にでかけました。
まず向かったのは、日本で唯一の養命酒工場です。工場見学を通して、養命酒の歴史や製造工程についてより深い理解を得ることができました。またとても清潔な最新の 設備や、地元の方と思しきご家族の見学の多さなどから、養命酒工場が駒ヶ根市で大変愛されていることがよくわかりました。
またその後駒ヶ根市を散策し、神社や地元の野菜の直売店、土産店などを見学しました。虫の佃煮やユニークな野菜などの地元の特産品を見ることができ、とても新鮮な体験となりました。このような行程を通して人々の日常に触れることで、駒ヶ根の魅力をより深く理解できたのではないかと感じています。これは地元のフェスティバルに出演して交流し、ベネズエラ音楽を広める上で欠かせない取り組みではないでしょうか。
今後も地方におけるレク活動や文化交流を通し、楽団としての活動の幅を広げていきたいと思います。
(文:内川友里)
今回の駒ヶ根ツアーでは、みなこいフェスタへの出演だけでなく、観光においても、駒ヶ根市役所企画振興課の氣賀澤博徳様と福澤修様に大変なお力添えを賜りました。心より感謝いたします。
キャスト
石橋 純:ボンゴ、歌
内川友里:歌
韓 智仁:ツアープロデュース、ベース、バンドーラ、ブンバック
立花 美幸:クアトロ バンドーラ
平澤 樹乃:アルパ パーカッション
永田裕也:マラカス パーカッション
山本卓登:クアトロ、ベース