ベネズエラ音楽に浸かった3日間

9月4日から6日まで、千葉県鴨川市の天津神明宮にて合宿が行われ、今年度にゼミを修了した11期生4人を含む19人が参加しました。まだまだ残暑が続く中、山と海に挟まれた自然豊かな環境を満喫しつつベネズエラ音楽を存分に楽しみました。

合宿メンバーの集合写真

僕たち11期生は、ゼミで練習したホローポは勿論、新たにアギナルドやガイタといったクリスマスに演奏される曲にも挑戦しました。また、これらのジャンルで主に使用される、鼓面に垂直な棒を擦って低音を響かせるフーロ、側面を叩く音がリズムキープを担うタンボーラも含め多様なパーカッションも担当しました。11期生が慣れぬ演奏に戸惑う度に先輩方が的確なアドバイスをしてくださったので、着実に練習を重ねることができたと思います。アギナルドの5拍子など新たに体験するリズムに対してある時は当惑しながら、またある時は新鮮なグルーブ感を噛み締めながら、一丸となって発表会に向けて練習に精進しました。

僕はアギナルドでスズ、ガイタではフーロ、カリプソではブンバック、「Concierto en la llanura(平原のコンツェルト)」では最愛の楽器であるアルパ、「Quirpa(キルパ)」ではマラカスを担当しました。アルパは本来「Fiesta en Elorza(エロルサの祭り)」で弾く予定だったのですが、発表会の二日前に変更され、限られた時間の中で必死に練習しました。マラカスは先輩の私物を拝借して合宿前に家でも練習したのですが、歯切れの良い音を出すのが予想以上に難しかったです。

二つの太鼓の内、左がフーロで右がタンボーラ
ベネズエラ式ハープことアルパ

練習と発表会、そしてベネズエラ渡航歴のある先輩のホローポレクチャーを通して、多様な文化とリズムに裏打ちされたベネズエラ音楽の奥深さを肌で感じ、ベネズエラ音楽へのさらなる探究心を掻き立てられました。発表会は地元の方々20名ほどにご来場いただきました。演奏はまだまだ未熟なものでしたが、初めて耳にするベネズエラのリズムを存分に楽しんでいただけたと思います。発表会後の宴会では、クイズ大会と演奏会が合宿メンバーのみで行われました。クイズ大会はベネズエラ音楽や鴨川市の知識に関するもので、房総ソーダなど豪華景品を目指して白熱した戦いが繰り広げられました。演奏会では「Quirpa(キルパ)」などEKではお馴染みの曲の魂のこもった演奏が行われました。まだ話したことのない先輩方との交流を深めることができるとても貴重な機会になったと思います。
(文:森内万貴)

レク・南米式BBQ

EK夏合宿3日目は、宿坊から歩いて数分の砂浜へ行きレクを行いました。天気は快晴で絶好の海日和でした。バドミントンや野球をしたり、貝殻を集めたり、少し海に入ったりしてとても楽しい時間を過ごしました。

海を背景に集合写真

ビーチレクの後、宿坊のお庭で南米式バーベキューを行いました。新人である11期生にとっては初めて、あるいは2度目の南米式バーベキューでした。私は11期生で唯一バーベキュー調理班員でした。下準備は3日目の朝早くから野菜を切る人、レクから早めに抜けてサザエを買いに行く人、料理の下ごしらえと火起こしの準備をする人に分担して行いました。南米式バーベキューでは大きな塊の肉を焼き、火からおろして休ませるということを繰り返して焼き上げ、その後にスライスします。通常、2回焼き(焼き→休み→焼き)をしていたのですが、今回はより甘さを引き出すべく、3回焼き(つまり2回休ませる)をやってみたところ、肉の甘さが2回焼いたものよりはるかに強く、美味しくなりました。火加減や焼く時間、肉を休ませる時間と回数の違いにより肉の味が毎回変わるので、いかにして美味しく焼き上げるか考え試行錯誤するのはとても楽しかったです。

焼き上げられる塊の肉

さらに今回は海に近いので、新鮮で立派なサザエを食べることが出来ました。一旦サザエを茹で貝殻から身を引きずり出してから焼くことで、焼けてからすぐに身を取り出して食べることが出来ました。

網の上のサザエ

また、サングリアという飲み物を作って飲みました。サングリアは季節の果物を漬け込んだ夏の昼間に飲むドリンクです。大きなボトルからおたまですくって飲んでいたのですが、少なくなってくると漬け込んだ果物がおたまに入ってきて、それを食べながら飲むととても美味しかったです。

サングリア

バーベキューの片付けをした後に食べたスイカはひときわ美味しかったです。宴会中は調理担当以外の人たちによりずっと南米音楽が演奏されました。新人の11期生も演奏に加わり夏の日差しの下の演奏は、とても盛り上がりました。

最後になりますが、慌ただしい中でEKの合宿を受け入れてくださった岡野栄子さん、岡野大和さんをはじめ神明神社、宿お宮の皆様に感謝申し上げます。
また、先の台風・豪雨による災害を受けたみなさまに心よりお見舞い申し上げるとともに、地域の一刻も早い復興をお祈りいたします。

(文:黒井康平)

Share Button

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です